nothing else todo (徒然なるままに)

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「再びマルクスに学ぶ」を読んで

今日(10/30)の朝日新聞(オピニオン&フォーラム)欄に下記のインタビュー記事が掲載されていた。見出しには「気候変動や格差 資本主義の代償だ 若者たちは訴える」と少し刺激的な文言がならんでおり、興味深く読んでみた。

16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの国連でのスピーチ「生態系が崩壊しようとしている」「行動を怠る大人は悪だ」「大人は無限の経済成長というおとぎ話を繰り返すな」「今のシステムでは解決できないならシステム自体を変えるべきだ」を取り上げて現在社会の矛盾を述べ、対応策としてマルクスを参照すべきだと説いている。

自分も含めて今の経済成長一辺倒の社会を築いた大人の一員として、グレタさんの主張には反論できない、むしろ責任を感じる。

ESG「環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)」とSDGs「持続可能な(Sustainable)、開発目標( Development Goals)」と云う言葉が盛んに使われているが、進むべき道が間違っているのではないか?

「今のシステムでは解決できないならシステム自体を変えるべきだ」という方向が正しい道なのではないかと感じる。もう一度、マルクスの「資本論」を読んでみたくなった。

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