現用のYahoo! BB ADSL サービス終了後の選択肢として、SoftBank Air に移行したので、これから移行を考えておられる方の参考になればと記しておきます。
2022.2.19 追記情報があります。追記へジャンプ(現時点では、楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ」を利用するのがベスト・チョイス かも)
選択判定条件
1.当方の住んでいる場所では、残念ながら地域BWAのワイヤレス・インターネット回線が利用できなかった。(現時点ではエリア外)
2.Yahoo! BB ADSL サービス終了に伴う「特別プラン」の利用料金が3年間限定ではあるが現状で選択できる中では最も安価であった。
3.3年後のインターネット環境は相当変わっているだろう?との予想から、当面での費用対効果で決定した。(キャンペーンのキャッシュバックも考慮)
4.SoftBank AirとUQ WiMAX の無料お試しを利用してみて、当方の利用状況では「十分ではないが、何とか使える」ことが確認できた。DL:1~30Mbps UL:0.3~3Mbps (時間的な速度の変動幅は大きいです)
利用してみての気付き
過去記事にも書いているが、光やADSL回線のような物理的なケーブルで接続された回線と違って、電波(ワイヤレス)回線の場合はターミナル装置を置く場所によって電波受信レベルが0~100%まで極端に変動する。また、1基地局の電波の帯域幅が限られているので同時利用者数が多くなると極端に速度が低下する現象が一時的に発生する。(ベストエフォート方式であることを受け入れる必要がある)
朗報として、ターミナル3から通信方式が
4G方式:AXGP(2.5GHz)TDD-LTE(3.5GHz)
4G LTE方式:FDD-LTE(2.1GHz)
となり、4G LTE(携帯電話回線の電波)も使えるようになっているため、従来のAXGP回線のアンテナ方向と4G LTE回線のアンテナ方向のどちらが有利かをターミナルのセットアップツールをスマホ画面で見ながら電波受信レベルが最高になる場所を地道に探すことでADSL回線並みの速度での利用はできそうです。(利用者が少ない時間帯では20Mbps程度のダウンロード速度がでます。住んでいる場所にもよると思いますが、巷で言われているほど遅くはないようです)
現用のネットワーク環境
Softbank Airターミナル4(next)(wi-fi機能はoffにして無線LANルーターとLANケーブル接続)
無線LANルーター(NEC WR8600)(ADSL利用時と設定変更は無しで利用)
参考:YahooBB ADSLモデムの設定(備忘録) DHCPクライアント機能を使用しない設定
固定電話回線
NTT → ソフトバンク(おうちのでんわ)に移行 (問題なく利用できます)
2021.8.21 追記
利用してみて分かったことは、YahooBB ADSLではADSLモデムの電源を切って24時間以上経たないとグローバルIPアドレス?は変わりませんでしたが、Softbank Airでは1日が経過するとシェアードIPアドレス(グローバルIPアドレスの代わり?)が変わるようです。(外部からのサイバー攻撃には強いかも?)
Softbank Air には下記の機能制限があります。(固定グローバルIPアドレスは持てません)が、外部からリモートアクセスする手段は有るようです。参考:Softbank Air導入期。VPSでVPNを使って自宅LANへアクセスしてみた。
外部から自宅PC等をリモートアクセスするような使い方をしたい方は、固定グローバルIPアドレスが利用できるISPを選択したほうが良いと思います。
2021.9.21 追記
ようやく、SoftBank Air 5G対応「Airターミナル5」が提供開始されるようだ。しかし、5Gが使えるエリアになるのは何時のことやら ?!
2022.2.19 追記
これからADSL回線からの移行を考えておられる方は、楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ」(現在は「Rakuten最強プラン」)を利用するのがベスト・チョイスかも知れません。最近は楽天モバイルの独自回線エリアが全国に拡大しています。(人口カバー率99%突破!※2023年2月4日時点、当方が住んでいる場所もエリアに入りました)
楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」の、どれだけ使っても最大3,278円/月(税込)という価格は現状では最安の部類に入ると思われます。そして利用できるホームルーターが格安で手に入る環境になってきています。WIMAX用の「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」がメルカリ・ヤフオク等で格安に入手できます。(注:近い将来(時期未定)、楽天モバイルから「Rakuten Turbo 5G」というホームルーターが発売される可能性があります)2023/1/26 に発売されましたが、現状では利用料・仕様・端末価格を見ると余りメリットは無いようです。他社ホームルーターで使うのが得策 !
楽天モバイルをバンド3固定で固定回線として使うためのベストルーター
2022.2.19 追記終わり
2023.10.5 追記(参考)
SoftBank Air は、ターミナル3からAXGP(2.5GHz)、TDD-LTE(3.5GHz)の電波に加えてFDD-LTE(2.1GHz)の携帯電話用電波も利用できるようになっている。自宅のターミナルがどちらの電波を使っているかは調べようがないと思っていたが、推測ではWAN側IPアドレスで判別できるようである。
AXGP(2.5GHz)、TDD-LTE(3.5GHz)利用時:IP Address: 126.242.145.*** - Softbank BB Corp., JP (290 km)
FDD-LTE(2.1GHz) 利用時:IP Address: 60.66.43.*** - Softbank BB Corp., JP (830 km)
「自宅のインターネット回線の速度は遅い?スピードテストで測定可能!」を利用するとIPアドレスが表示されます。
2024/2/19 追記
SoftBank Air から 楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」に移行した。