nothing else todo (徒然なるままに)

折々の出来事や旅行記などを書き込んでいきます

プロポーズ、戸惑ったAI

9月25日(月)の朝日新聞の1面トップに「プロポーズ、戸惑ったAI 感情持てるか?喜怒哀楽を数値化」という記事が掲載されていた。デザイナーの深津貴之さんのChatGPTが「感情回路を持てるのか」という実験結果で、この結果を見たAI研究者の松尾豊・東大教授は「原理上はChatGPTは感情を持たない。ただ、少なくとも人間の感情の概念を理解して『ここではこう思うよね』というシュミレートができている。」

また、2面には「心を見いだす人間ゆえに」のタイトルでChatGPTなどの生成AIが感情を持たぬと言えるのか?という詳細記事も載っている。

この記事を読んで感じるのは、人間が持つ「喜怒哀楽:喜び・怒り・哀しみ・楽しみ」の仕組みがAIを使って逆引きで解明できるのではないかと思えることだ。従来、生物である人間でなければ感情的なものは持てないと考えられてきたが、実際には脳の中に蓄積された記憶データによって表されているだけなのかも知れない。五感を持たない装置が人間の感情をシミュレートできることを喜ぶべきだろうか?

日経電子版にも「OpenAI、ChatGPTに音声返答と画像認識機能を搭載」という記事もでており、まだまだAIブームは続きそうだ。AmazonのAlexaというアプリもAIを取り入れるとのことなのでAIが話し相手になる日も近そうだ。世の中変わって行くだろうなー !

2023.9.27 追記

最近のニュースでは教員を希望する学生が減少して、教員不足が顕在化している学校が増えているとも聞く、代用教員としてAIを活用できる時代になっているのではないだろうか? ChatGPTなどの生成AIは知識の量で言えば並の教員を遥かに凌ぐ能力を持っていると思うのだが !