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ガラケーは今後も使えるのか?(備忘録)

先日、親戚(高齢者)から携帯電話の件で下記のような相談を受けた。

・今使っている携帯電話が2024年頃から使えなくなるらしいがどうしたらいいか?

・今の携帯が使い慣れているので、使い方が大きく変わるのは困る。

・使っているのは、通話とSMSだけで他の機能は必要ない。(スマホは不要)

・待受が殆どで、月額基本料金を安価なものにしたい。

・今使っている機種は、ドコモのF-08C(らくらくホン

・契約プランはタイプSS バリュープラン(1,027円/月)

ネットで調べてみるとドコモは現時点で、3Gサービス(FOMA)の終了日は2026年3月31日と発表している。ソフトバンクは3Gサービスの終了日は2024年1月31日と発表している。auKDDI)は22年3月末に3Gの携帯電話サービスを他社に先駆けて終了している。

ドコモのF-08Cは2026年3月31日までは使えるのだが、月額料金を下げる方法はないか調査してみると、機種によっては3Gサービス終了後も利用でき格安SIMでも使えることが判明した。切替手続きをなるべく簡単に済ませる方法はないものかと検討していると、ドコモが2023年7月1日から新料金プラン「irumo(イルモ)」を提供開始していて「0.5GB/月なら、月額550円でお得にご利用いただけます」となっている。ドコモユーザーならプラン変更で移行出来ることがわかり、オンライン手続きでirumo(イルモ)「0.5GB/月」へのプラン変更を行った。オンラインだと事務手数料も発生しない。

しばらくすると、SIMが送られてくるがnanoSIMなので、そのままではF-08Cにはセットできない、標準SIMへのアダプターが必要になる。丁度、昔切り出したnanoSIMのプレートが残っていたので代用して対応した。

SIMを差替えて電波を受信していることを確認、通話の送受信が出来ることまで確認したのだが、irumo(イルモ)への開通手続きを行った後、突然「圏外」になってしまった。原因はirumo(イルモ)は4G契約・5G契約の選択ができなく自動的に5G契約になってしまうためらしい。ネットの情報では5G契約にすると繋がらなくなると書かれていた、仕方ないので使わなくなった古いスマホで対応することにした。

いろいろ勉強になりました。同様な案件に遭遇している方は、4G契約ができるプランの格安SIM通信事業者を選択されると利用できる可能性が高いと思います。もちろん3G停波後も利用できる携帯かどうかを事前に確認しておくことが必要です。

上記の対応は、すべて自己責任の世界です!

もし、利用できないガラケーの場合は、ガラホラクラクホン F-01M)とかを購入して対応すればOK?だと思います。

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話は変わって、シニアの方で従来型の携帯電話(所謂ガラケー)を使われている方が、まだ2,000万人近くおられるという報道がなされています。そのせいか通信事業者各社が頭打ちのスマホ市場の最後の伸びしろを巡る争奪戦を本格化させています。

自社経済圏での囲い込みを狙った戦略がミエミエですが、当方の経験では長期間利用することを考慮した選択が大事だと思います。5年間利用でのトータル・コストでシュミレーションされることを推奨。

 2021年4月1日から総務省が改正した「MNPガイドライン」の適用により、MNP転出手数料(3,300円税込)が廃止されて「無料」になりました。

また、MNP転入事務手数料を無料にしている通信事業者が増えていますから、乗換のハードルは低くなりました。