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ポイント付与 について

9月からマイナポイント還元制度が開始されたこともあって、ポイント付与が経済にどれくらいの影響を与えているのかが気になって少し調べてみた。

野村総研の調査によると、2018年度から年間1兆円を超えているようだ。今後も継続して増え続ける計算だと 10年間で約12兆円分がポイント発行され利用されることになる。これらは日銀の「マネタリーベース」には乗らない疑似電子マネー(通貨?)といえる。先の特別定額給付金(全国民への現金10万円一律給付)が12兆円余りだから、毎年1人当り1万円分に相当するポイントが発行されていることになる。これが経済にどのくらいの影響を与えているかについては、まだまだ微々たるもののようで消費者物価を少し抑える程度のようだ。

また、ポイントには通常1~2年程度という有効期限がついており、これを過ぎると失効消滅する。(使われないポイントが結構あるようだ)自動的にポイント利用できる仕組みになっていないものは失効消滅する率が高いと思われる。ポイントは期限内に利用するか電子マネーにチャージすることを忘れないようにしたい。

 ポイント経済化について - Research Report

ポイントがつなぐ 経済 - Innovation-Nippon

マネタリーベースとマネーストックの関係を再考する ...