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現代貨幣理論(Modern Monetary Theory、略称:MMT)

昨今の新型コロナの影響もあって世界中で経済が落ち込み、各国が財政拡大(異次元緩和)に走っている。その中でにわかに脚光を浴びたのがMMT(現代貨幣理論)のようだ。単純に言えば、「財政拡大恐るるに足らず」論である。

MMTとは、簡単にいえば、「自国通貨建てで政府債務を拡大させれば、物理的な生産力の上限まで経済を拡大させることができる」という考え方である。つまり、MMTは「自国通貨建てで財政赤字を拡大させれば政府は簡単に経済の長期停滞から脱出できる」と主張して世間の注目を集めているのである。”

”誤解を恐れずに、MMTを最も手短に説明するとこうなります。日英米のように自国通貨を発行できる政府(中央政府中央銀行)の自国通貨建ての国債はデフォルトしないので、変動相場制のもとでは、政府はいくらでも好きなだけ財政支出をすることができる。財源の心配をする必要はない。” (下記からの引用)

この論は、現在の経済落ち込みからの脱出にあえいでいる各国政府にとっては非常に都合のいい理論なのだろう。まさに、この理論の実証実験が行われているさなかなのかも知れない。(但し、ユーロ圏の国は自国通貨を持たない国の集まりなので、この理論の対象外?)

あなたは、どちらを信じますか? (いずれにしても近い将来結果が判明?)

時間があれば、下記を読んでみましょう!