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新型コロナウイルス(考察)

1月から毎日のように新型コロナウイルス感染拡大のニュースが流れている。中国→イタリア→ヨーロッパ→アメリカ→インド→全世界へと広がり、何時になったら感染拡大が収束するのか見通しが立たない状態になっている。

人類にとって、ウイルス感染が今回始めての経験では無いはずなのに、世界中が右往左往の状態になっている。人類が作り上げたテクノロジー社会も、こと生身の人間にとっては生命を守る守護神たりえなかったことが、はからずも露呈してしまった感がある。

今回の経験が将来どういうふうに生かされるのだろう? 少なくとも人間もウイルスも生物であるという原点に立ち返って、共存(共生)する方法を考えなければならないと思う。

それにしても、まだ核兵器やミサイル開発を続けている国が多い、今回のウイルス騒ぎを見ていると、細菌兵器(新型ウイルス)一発で何万人もの人がいなくなるのを、彼らはどう思っているのだろう。悪用されると、将来恐ろしい世界が待っていることになりかねない。

今回WHOは前面に出ているけど、国連は何もしないのかな?

2020.4.7 追記

ようやく政府が「緊急事態宣言」を出すことになったようだ。少し遅いような気もするが、感染拡大の防止にはプラスになるだろう。

ヨーロッパやアメリカの都市部は大変なことになっているが、今回の「緊急事態宣言」で日本の都市部での感染拡大を抑えることができれば、東日本大震災時の日本人の行動が世界から称賛されたように、今回も前回にも増して、新型コロナウイルス感染拡大防止に対する日本人の行動が称賛されることになるかも知れない。そのためには国民一人一人の心がけと自覚が必要であるが? はたして、結果はどうなるか。

2020.4.16 追記

都市部での自粛要請が始まって人の移動は少し減ったようだが、それでも毎日感染者が増え続けている。都市部での感染を地方に広げないためには都市封鎖が避けられない状況になってくるかも知れない。地方にまで感染が広がってしまうと、日本は壊滅的な打撃を受けてしまうだろう。そのためには都市での感染を抑えるための思い切った制限もやむを得ないのかも知れない。事は急を要する!

2020.4.17 追記

やっと「緊急事態宣言」の対象範囲が全国に拡大された。どうも政府の対応は後手後手すぎるように感じる。今回のコロナウイルスは、世界の感染拡大状況を見ても、感染の様子を見てから対応したのでは遅すぎることが実証されている。短期的には思い切った外出制限(移動制限)を行ってでも感染を抑え込み、その後で経済を回復させるやり方を取るべきだと思う。「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざを思い起こしてほしい。