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電子図書館について

以前から電子書籍はネット上で販売されていたのだが、最近、地方の図書館でも(都市部の図書館では大分前から利用できていた)電子図書館のサービスを導入開始する所が増えてきている。かくいう当方の住んでいる市でも、ようやく電子図書館のサービスが始まるらしい。

電子図書館のサービス導入は少しづつ進んでいたが、昨今のコロナ禍で図書館の閉鎖を余儀なくされたこともあって、図書館に行かなくても借りられる電子図書館サービスが脚光を浴びたもののようだ。

ただ、電子図書館の運用には、まだまだ解決しなければならない問題点も多く利用者にとって不便な制約が多々あるようだ。最たるものは、紙の書籍同様に同時貸出数(ライセンス)の制約がある。電子書籍は紙の本とは違って、同時に何人でもアクセス可能なはずなのだがライセンス契約数の関係から、返却されないと貸し出しできないような仕組みになっている図書館が大半のようだ。

ともあれ、便利なツールが利用できるようになるのは大歓迎だ!

2022.2.6  追記

電子図書館の方式には、下記の2種類があるようだ。

① 書籍のライセンス数分の貸出ができる。本の返却が行われないとライセンス開放されない。(ライセンス数2だと、2冊分貸し出されると返却されるまで借りることができない)

② 書籍の貸出・返却という仕組みではなく、1冊の書籍をライセンス数分の人が同時に読むことができる。(①の方式のような、本が返却されるまで読めないという制約がなくなり、利用者がいなければすぐ読めるという効率的な利用ができる)

①の方式は、今までの図書館の貸出・返却のやり方を踏襲したものだが、②の方式の方が電子図書館の方式としては圧倒的に優れている。デジタル・データの利点を生かした運用方法が望まれる。

 

衆議院選挙2021(投票率)

10月31日に行われた衆議院議員総選挙は事前の予想とは異なり、自由民主党立憲民主党議席日本維新の会に流れるという結果になった。今までの政治に対する批判票が顕在化されたことには一定の評価ができると思う。

しかし18・19歳を合わせた投票率は43.01%で、全体の投票率(55.93%)を大きく下回ったことは、若い世代の政治への関心の薄さだけに帰結してはならないと思う。現在のスマホ世代に合った投票方法の改善が必要とされていることを総務省は肝に銘じる必要がある。DXで遅れを取る日本の行政システムの一端を、総務省(デジタル庁)は変えていかなければならない。

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202111/20211101ax20S_p.jpg

衆議院選挙2021(投票率はどうなるか?)

今回の衆議院選挙は、前回までとは違う様相が見受けられるようだ。小選挙区で野党5党が統一候補を立てて自民党と一騎打ちの選挙戦を展開している。自民党優勢が逆転する可能性がある接戦区は50選挙区近くあり、投票率いかんによっては野党が議席を伸ばす可能性が高い。

マスコミ(TV)も下記の日本の平均年収は横ばいが続くグラフを盛んに表示しており、多くの有権者が先進国の中でこの30年間日本だけが年収が上がっていないのは政治(政治家?)が悪いのではないかと感じ始めている。コロナ禍の不自由さの中で若者達(18歳以上)も自分たちの将来を心配し始めている。

現在は、世界中に問題が溢れている。新型コロナ・地球温暖化・エネルギー等々・・・所謂、SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)で取り上げられている項目の数々だ。短期間で解決できる問題ではなく20年・30年・100年後・・を視野に入れた構想が求められているが、果たして今の政治家に任せて大丈夫だろうかという不安が付き纏う。

今回の選挙には今まで投票に行かなかった人(特に18歳以上)も投票に参加する可能性が高い。投票率が上がることを期待したい。

しかし、デジタル庁も発足した今のIT時代にネット投票(投票率は確実に上がる)もできる選挙を公約に取り上げるような政党がいないのは、チョット寂しい気がするのは当方だけだろうか?

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO1183724022102021000000-1.jpg?ixlib=js-2.3.2&w=517&h=402&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&s=6319d61c575769b055ae5c5f3b45e731

https://www.soumu.go.jp/main_content/000255963.jpg

総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について(↑ グラフ)

新聞の紙面ビューアーを使ってみた

最近は、新聞を取っていない家(特に若い方)も多いようだが、当方は昔から朝日新聞を取っている。数日前に「朝日新聞ご購読中の方 紙面ビューアーが無料で使えます!」なるチラシ(下記)が入っていたので試しに会員登録して利用してみた。

以前から、日経電子版の無料プランや、朝日新聞デジタルは利用していたが紙面ビューアーなるものの存在には気が付かなかった。調べてみると、新聞各社(地方新聞も含めて)ともに殆どが紙面ビューアーを利用できるようになっている。いずれも紙かデジタル版の購読者限定のサービスのようだ。

今回、紙面ビューアーを利用してみて改めて紙版の一覧性の良さに気付かされた。電子版は逐次最新のニュースが反映される利点はあるものの、記事の一覧性では紙版には劣る。まー紙・電子版両方必要だろうとは思う。

新聞の宅配サービスには、新聞以外の広告チラシ等が入っていてそれなりに役立っている面も有るのだが、将来宅配サービスが無くなって電子版に切り替える状態になったとしても紙版と同じ紙面がビューアーで読めるのであれば十分な環境になってきているのは確かなようだ。新聞社も宅配を続けるのは、いずれ無理な時期が来るのを予見して紙面ビューアーの利用を喚起しているような気がする。ちなみにNYタイムズは電子版の売上が紙版の売上を抜く日が近いそうだ。

新聞を購読されている方は、いちど紙面ビューアーを利用してみてはいかがだろう!
スマホの画面だと小さすぎるが、TVにcast して大きくして見るのも一考かも?)

www.mag2.com

天才プログラマー【登大遊】

昨日(10/6)のNHKニュースウオッチ9で「天才プログラマーが描く日本の未来」というタイトルで登大遊さんの特集を放送していた。登氏はSoftEther VPNの開発者でコロナ禍でのテレワーク用にと約2週間で「シン・テレワークシステム」を開発したとのことだ。「シン・テレワークシステム」は費用がかかるファイアウォールを構築できていない中小規模の事業所や大学等のオンライン授業でも、安全なリモート・アクセスを実現できることから広く利用されているらしい。(18万人超えが利用)

https://telework.cyber.ipa.go.jp/images/img1D.jpg

日本にも「天才プログラマー」がいるのに、AppleMicrosoftが生まれないのは寂しいね! 

NHKニュースウオッチ9 見逃し再配信(10/13(水) 午後10:00 まで、25:27あたりから始まります)

SoftEther VPNを使えば、固定グローバルIPアドレス無しでもリモート・アクセスが可能