今回の衆議院選挙は、前回までとは違う様相が見受けられるようだ。小選挙区で野党5党が統一候補を立てて自民党と一騎打ちの選挙戦を展開している。自民党優勢が逆転する可能性がある接戦区は50選挙区近くあり、投票率いかんによっては野党が議席を伸ばす可能性が高い。
マスコミ(TV)も下記の日本の平均年収は横ばいが続くグラフを盛んに表示しており、多くの有権者が先進国の中でこの30年間日本だけが年収が上がっていないのは政治(政治家?)が悪いのではないかと感じ始めている。コロナ禍の不自由さの中で若者達(18歳以上)も自分たちの将来を心配し始めている。
現在は、世界中に問題が溢れている。新型コロナ・地球温暖化・エネルギー等々・・・所謂、SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)で取り上げられている項目の数々だ。短期間で解決できる問題ではなく20年・30年・100年後・・を視野に入れた構想が求められているが、果たして今の政治家に任せて大丈夫だろうかという不安が付き纏う。
今回の選挙には今まで投票に行かなかった人(特に18歳以上)も投票に参加する可能性が高い。投票率が上がることを期待したい。
しかし、デジタル庁も発足した今のIT時代にネット投票(投票率は確実に上がる)もできる選挙を公約に取り上げるような政党がいないのは、チョット寂しい気がするのは当方だけだろうか?