10月31日に行われた衆議院議員総選挙は事前の予想とは異なり、自由民主党と立憲民主党の議席が日本維新の会に流れるという結果になった。今までの政治に対する批判票が顕在化されたことには一定の評価ができると思う。
しかし18・19歳を合わせた投票率は43.01%で、全体の投票率(55.93%)を大きく下回ったことは、若い世代の政治への関心の薄さだけに帰結してはならないと思う。現在のスマホ世代に合った投票方法の改善が必要とされていることを総務省は肝に銘じる必要がある。DXで遅れを取る日本の行政システムの一端を、総務省(デジタル庁)は変えていかなければならない。