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電子図書館について

以前から電子書籍はネット上で販売されていたのだが、最近、地方の図書館でも(都市部の図書館では大分前から利用できていた)電子図書館のサービスを導入開始する所が増えてきている。かくいう当方の住んでいる市でも、ようやく電子図書館のサービスが始まるらしい。

電子図書館のサービス導入は少しづつ進んでいたが、昨今のコロナ禍で図書館の閉鎖を余儀なくされたこともあって、図書館に行かなくても借りられる電子図書館サービスが脚光を浴びたもののようだ。

ただ、電子図書館の運用には、まだまだ解決しなければならない問題点も多く利用者にとって不便な制約が多々あるようだ。最たるものは、紙の書籍同様に同時貸出数(ライセンス)の制約がある。電子書籍は紙の本とは違って、同時に何人でもアクセス可能なはずなのだがライセンス契約数の関係から、返却されないと貸し出しできないような仕組みになっている図書館が大半のようだ。

ともあれ、便利なツールが利用できるようになるのは大歓迎だ!

2022.2.6  追記

電子図書館の方式には、下記の2種類があるようだ。

① 書籍のライセンス数分の貸出ができる。本の返却が行われないとライセンス開放されない。(ライセンス数2だと、2冊分貸し出されると返却されるまで借りることができない)

② 書籍の貸出・返却という仕組みではなく、1冊の書籍をライセンス数分の人が同時に読むことができる。(①の方式のような、本が返却されるまで読めないという制約がなくなり、利用者がいなければすぐ読めるという効率的な利用ができる)

①の方式は、今までの図書館の貸出・返却のやり方を踏襲したものだが、②の方式の方が電子図書館の方式としては圧倒的に優れている。デジタル・データの利点を生かした運用方法が望まれる。