nothing else todo (徒然なるままに)

折々の出来事や旅行記などを書き込んでいきます

恋人はロボ…芥川賞作家が描く未来

日経電子版に、「超長寿、北極圏移住、恋人はロボ…芥川賞作家が描く未来
書き下ろし小説「長い豚の話」(円城塔・作)まとめ読み」という記事が掲載されている。温暖化がもたらす気候変動を題材にしたSF小説のようだが、この記事を読むと書籍の内容がまとめてある。書籍を購入するか、図書館で予約する前に目を通しておきたい記事だと思います。

【はじめに】
本紙1面連載「テクノ新世」(第4部を近日掲載予定)は人工知能(AI)や遺伝子技術など最新のテクノロジーが導く人類の未来像を示してきた。今回は小説家の想像力を手がかりに、現代社会の行方を考える。SFの発想で未来を予測し、そこから現在を逆算する「SFプロトタイピング(未来検証)」がヒントになる。
作家・円城塔氏の書き下ろし小説「長い豚の話」は北極圏への移住者から始まる世代を超えた物語だ。気候制御やロボットの恋を描く。「テクノ新世」で取り上げた技術が現実のものとなった未来では、何が起きるのか。そのときヒトは、ヒトのままでいられるのか。


 

人生の最後に残るのは…

今日(1/16)の日経電子版に、「個人投資家の道 2人の先達が教えてくれたこと」という面白い記事が掲載されていたので書き留めておく。

時々こういう面白い記事が掲載されると、現在の自分と照らし合わせて、過去と未来を見つめ直す示唆を与えてくれる。先達の皆様、有難うございます。

1月1日、くしくも同じ日に個人の資産づくりに尽きせぬ示唆を与えた2人のオピニオンリーダーが亡くなった。経済評論家の山崎元さんと経済コラムニストの大江英樹さん。享年65歳と71歳。

人生の本番は定年後に訪れる
金融機関を中心に計12回転職した山崎さんに対し、大江さんは新卒後同じ会社で38年間勤め上げた「ザ・サラリーマン」。出世競争では「勝負あった」後に始まる定年以降の人生で、ここまで輝くことができるということを体現した「定年後の星」だ。

投資に加え、シニア起業や年金、行動経済学から能まで、幅広い知識を持つコラムニストとして執筆や講演、人生100年モデルとして引っ張りだこに。サラリーマンは定年で自由を手にするのに、経済的な「老後不安」というナラティブ(物語)がすり込まれている日本では喜びより不安が大きい。その実情を変えることをミッションに起業し「オフィス・リベルタス(ラテン語で自由の意味)」と名付けた。

人生の最後に残るのは…
その大江さんが昨年出した本が「90歳までに使い切る お金の賢い減らし方」(光文社新書)だ。これまでお金を増やす方法を伝えてきたが、今後は人生の終章に向け、ためたお金を使い切る重要性を伝えたいと執筆した。

なぜなら、人生の目的は金持ちになることではなく、幸せになること。一番価値があるのは思い出なのだから、お金は思い出づくりに惜しみなく使うべきだと説いた。言葉通り定年後は度々欧州を旅行し、かけがえのない「財産」を積み上げた。

こんな文章を読むと、「片雲(へんうん)の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜(かいひん)にさすらへ、」が思い起こされる。また旅をしたくなりました。・・・

Rakuten Linkについて(備忘録)

楽天モバイルを契約してから、スマホ楽天Linkをインストールして初期設定を行った後、楽天モバイルのSIMはホームルーターにセットしてインターネット固定回線として利用している。こんな利用をされているユーザーも多いと思うが多少ITスキルが求められる。

現在、楽天モバイルは「楽天最強プラン」という名称で全国データ高速無制限、アプリ利用で国内通話無料、データ無制限でも2,980円/月(税抜)というサービスを提供している。確かに「最強」かもしれない。契約数が2023年8月28日500万回線から2023年12月26日600万回線に増えるのに半年も掛かっていない。この大きな要因の中にはアプリ利用で国内通話無料というサービスが受けているのかも知れない。実際、無料通話アプリ(楽天Link)を使ってみると、その便利さがわかる。LINEの無料通話はLINE同士しかできないが、楽天Linkは国内の固定電話・携帯電話に直接通話料無料で掛けられる。

楽天Linkは最新の「リッチ・コミュニケーション・サービス」(Rich Communication Service)というメッセージサービスを利用している。同じ仕組みを使ってドコモとauソフトバンクの国内大手3大キャリアも「+メッセージ(プラスメッセージ)」というSMS無料サービスを展開しているが、流石に楽天Linkのような国内無料通話機能は持たせていない。通話料収入がゼロになってしまうからだ、新キャリアの楽天だから可能なサービスだろう。3大キャリアへのキラーアプリになっているのが現状だろう。

スマホ楽天Linkをインストールして初期設定を行った後でSIMを他社のSIMに交換すると楽天Linkはログアウトされて利用できなくなるようだ。初期のバージョンでは利用環境設定のチェックが厳しくなかったようだが、次第にチェックが厳しくなり正規の利用方法でないと使えなくしているとのこと。しかし、ネット上には裏技を使って便利な使い方を公開している。但し、すべて自己責任の世界だと言うことを理解した上で、チャレンジされることをお薦めする。

GoogleAndroidRCS機能を組み込むようだから、その内RCSをマスターした方が楽天Linkに似た無料通話アプリを開発して公開される日も近いのではないかと期待している。

2024/2/24 追記

楽天Linkを他社SIMセットのスマホで使用して気付いたこと

① 残念ながら発信は非通知となります。商用に使われている固定電話だと大体取ってくれますが、携帯電話に掛けた場合は非通知だと取らないケースが多いです。

② 楽天モバイルの電話番号へのSMSは、楽天Linkを起動すれば届いてます。

③ 留守番電話(無料オプション)を設定しておくと、15秒間の伝言が録音されます。

インターネット固定回線を変更(備忘録)

現用のインターネット固定回線(Softbank Air)の特別プラン割引契約期間が終わって、通常料金(5,368円/月額税込)になるので、かねてより計画していた楽天モバイルの「楽天最強プラン」(データ利用量無制限で3,278円/月額税込)を契約してインターネット固定回線として利用することにしたので、利用環境をメモしておく。

・LTEホームルータ  SONY NCP-HG100 無線LAN機能を停止して利用
            UPnP及びNAT-PMPサービスも停止(ブリッジモード)で利用

・無線LANルーター  現用機(NEC WR8600)をNCP-HG100とLANケーブルで接続 

ホームルーターとして利用できるのは

・ドコモ(Home5Gホームルーター)
・UQ(WiMAX 5GホームルーターSpeed WiFi HOME 5G L11 or L12 or L13)
SONY AIホームゲートウェイ (NCP-HG100/cellularモデル)

等があるが、NCP-HG100 が最も安価に入手できるので選択した。当方のネット利用では5Gまでは必要無くLTE回線で十分だと判断、NCP-HG100は多少問題がある機器との指摘もあるが、一応SONYブランドの製品である。安定した利用ができない場合は改造(USB2.0化)もしくは別のホームルーターを購入すれば良いと割り切っている。

稼働後の状況

・ダウンロード速度   20Mbps ~ 100Mbps
・アップロード速度     5Mbps ~   40Mbps

稼働場所にもよると思うが、Softbank Air よりもかなり高速です。(但し、速度の変動は大きい。エリア内の同時利用者が増えると帯域の割当が減少して当然遅くなる)ADSL回線の時を考えると、インターネット固定回線として十分実用になります。

WAN側IPアドレスは Softbank Air 同様、時々変わるようです。

今後、1ヶ月余り利用して機器・回線の稼働状況を追記する予定です。

-----------------------------------------------------

おまけ?のソフト「RakutenLink」も利用価値がありそうです。但し、使用環境のチェックが段々厳しくなっているようで、最新バージョンでは正規の利用方法でないと使えなくなっているようですが、少し古いバージョンだとWi-fiで利用できるようです。

追記 2024/2/4

ネットで指摘されている、LTEモデムの切断・再接続が時々発生しているようです。すぐに回復するので当面はこのまま使用するつもりです。

kern.info kernel: [269929.171656] usb 2-1: USB disconnect, device number 4
kern.info kernel: [269929.176302] option1 ttyUSB0: GSM modem (1-port) converter now disconnected from ttyUSB0
kern.info kernel: [269929.183890] option 2-1:1.0: device disconnected

追記 2024/2/8

やはり、LTEモデムの切断・再接続が時々発生するのは精神衛生上宜しくないので改造(USB2.0化)を行いました。改造自体は難しくは無いのですが、ケースを開けてモデムカードの端子にテープを貼るというのは、余り薦められません。

・ドコモ(Home5Gホームルーター)
・UQ(WiMAX 5GホームルーターSpeed WiFi HOME 5G L11 or L12 or L13)

等をメルカリ等で安価に購入されるのが正解だと思います。

不用になった「Softbank Airターミナル4(next)」ドコモ・UQのホームルーターと違ってSIMフリーでは無いため転用不可、Softbankのやり方は、資源を大切にしようというSDGsの考え方からは外れてますね!

追記 2024/2/29

楽天モバイルのIPアドレス・リース時間は、72時間(3日)のようです。72時間毎に回線が一時切断されます。(ルーターの再接続処理に最大約10秒間必要?)一度、深夜にルーターを再起動して、深夜の時間帯に切断が起きるようにしておけば日中は問題なく利用できると思います。

Thu Feb 22 17:37:04 2024 daemon.notice netifd: wwan (2967): udhcpc: received SIGTERM
Thu Feb 22 17:37:04 2024 daemon.notice netifd: Interface 'wwan' is now down
Thu Feb 22 17:37:04 2024 daemon.notice netifd: Interface 'wwan' is disabled

Sun Feb 25 17:37:08 2024 daemon.notice netifd: wwan (14824): udhcpc: received SIGTERM
Sun Feb 25 17:37:08 2024 daemon.notice netifd: Interface 'wwan' is now down
Sun Feb 25 17:37:08 2024 daemon.notice netifd: Interface 'wwan' is disabled

Wed Feb 28 17:37:10 2024 daemon.notice netifd: wwan (2155): udhcpc: received SIGTERM
Wed Feb 28 17:37:11 2024 daemon.notice netifd: Interface 'wwan' is now down
Wed Feb 28 17:37:11 2024 daemon.notice netifd: Interface 'wwan' is disabled

NCP-HG100 の設定等については下記を参照のこと

ガラケーは今後も使えるのか?(備忘録)

先日、親戚(高齢者)から携帯電話の件で下記のような相談を受けた。

・今使っている携帯電話が2024年頃から使えなくなるらしいがどうしたらいいか?

・今の携帯が使い慣れているので、使い方が大きく変わるのは困る。

・使っているのは、通話とSMSだけで他の機能は必要ない。(スマホは不要)

・待受が殆どで、月額基本料金を安価なものにしたい。

・今使っている機種は、ドコモのF-08C(らくらくホン

・契約プランはタイプSS バリュープラン(1,027円/月)

ネットで調べてみるとドコモは現時点で、3Gサービス(FOMA)の終了日は2026年3月31日と発表している。ソフトバンクは3Gサービスの終了日は2024年1月31日と発表している。auKDDI)は22年3月末に3Gの携帯電話サービスを他社に先駆けて終了している。

ドコモのF-08Cは2026年3月31日までは使えるのだが、月額料金を下げる方法はないか調査してみると、機種によっては3Gサービス終了後も利用でき格安SIMでも使えることが判明した。切替手続きをなるべく簡単に済ませる方法はないものかと検討していると、ドコモが2023年7月1日から新料金プラン「irumo(イルモ)」を提供開始していて「0.5GB/月なら、月額550円でお得にご利用いただけます」となっている。ドコモユーザーならプラン変更で移行出来ることがわかり、オンライン手続きでirumo(イルモ)「0.5GB/月」へのプラン変更を行った。オンラインだと事務手数料も発生しない。

しばらくすると、SIMが送られてくるがnanoSIMなので、そのままではF-08Cにはセットできない、標準SIMへのアダプターが必要になる。丁度、昔切り出したnanoSIMのプレートが残っていたので代用して対応した。

SIMを差替えて電波を受信していることを確認、通話の送受信が出来ることまで確認したのだが、irumo(イルモ)への開通手続きを行った後、突然「圏外」になってしまった。原因はirumo(イルモ)は4G契約・5G契約の選択ができなく自動的に5G契約になってしまうためらしい。ネットの情報では5G契約にすると繋がらなくなると書かれていた、仕方ないので使わなくなった古いスマホで対応することにした。

いろいろ勉強になりました。同様な案件に遭遇している方は、4G契約ができるプランの格安SIM通信事業者を選択されると利用できる可能性が高いと思います。もちろん3G停波後も利用できる携帯かどうかを事前に確認しておくことが必要です。

上記の対応は、すべて自己責任の世界です!

もし、利用できないガラケーの場合は、ガラホラクラクホン F-01M)とかを購入して対応すればOK?だと思います。

-----------------------------------------------------------------------------------

話は変わって、シニアの方で従来型の携帯電話(所謂ガラケー)を使われている方が、まだ2,000万人近くおられるという報道がなされています。そのせいか通信事業者各社が頭打ちのスマホ市場の最後の伸びしろを巡る争奪戦を本格化させています。

自社経済圏での囲い込みを狙った戦略がミエミエですが、当方の経験では長期間利用することを考慮した選択が大事だと思います。5年間利用でのトータル・コストでシュミレーションされることを推奨。

 2021年4月1日から総務省が改正した「MNPガイドライン」の適用により、MNP転出手数料(3,300円税込)が廃止されて「無料」になりました。

また、MNP転入事務手数料を無料にしている通信事業者が増えていますから、乗換のハードルは低くなりました。