昨今、円安の影響もあって食料品やエネルギー関連の価格上昇が顕著になってきたように見える。その中でも、この６月から電気料金が値上がりするとのニュースが注目を集めている。
電気料金値上げの理由
1）再生可能エネルギー発電促進賦課金のＵＰ
2）電気代補助金が2024年5月使用分で終了する
3）託送料金「送配電網の使用料」のＵＰ
4）容量市場と容量拠出金のＵＰ
これらが総合的に電気料金に関係してくる。
個人が、電気代の値上げ対策としてとれるのは
1）電力会社・電気料金プランの見直し
2）節電に取り組む
3）省エネ性能が優れている家電に買い替える
4）太陽光発電設備の設置
等があるが、一番効果的で簡便なのが「電力会社・電気料金プランの見直し」だろう。この手続きはすべてネットからの登録で完結する。
今は、自宅の電力メーターがスマートメーターになっていれば、変更先の電力事業者を選んで必要項目をデータ入力すれば自動的に前の電力事業者から新しい電力事業者に切り替わるようになっている。複雑な手続きが必要なくなったのは消費者にとってはすごく有難い。電力事業者の変更で月額1,000円程度の差だが、年間では12,000円となり決して馬鹿にならない金額だろう。電気料金をチェックする手間を惜しんでは電気代の値上げ対策や節約はできません。
