最近、TVもマスメディアも「4K・8K放送がいよいよ12月1日から始まる」との報道が喧しい。総務省(政府)・経済界をあげて4K・8K対応テレビに買い替えを促して消費を増やしGDPを少しでも上げたいとの思惑が見え見えである。
地デジに切り替わるときはアナログ放送が終了するのでTVを買い換えざるを得ませんでしたが、今回は地デジの放送が4K・8Kに切り替わるわけではありません。地デジは2Kのままです。4K・8K放送が始まるのは衛星放送のみです。
今まで見ていた地デジやBS放送・CS放送は、今回の新4K・8K衛星放送が始まってからもそのまま継続して放送されますので、今まで通り見ることができます。 つまり、今までの衛星放送に4K・8K放送のチャンネルが増えるということになるだけです。
したがって、高精細な映像をすぐにでも見たいと思う方以外は、4K・8K衛星放送対応のTVに買い換える必要は全くありません。 少し時間が経って、今使っているTVが買い替え時期を迎えるまで待つほうが得策だと思います。その頃には価格も下がっていることでしょうし、資源の節約にもなります。
ASCII 新着ニュース「今年開始の4K・8K放送で知っておくべき7つのこと」