nothing else todo (徒然なるままに)

折々の出来事や旅行記などを書き込んでいきます

労働者襲う新たな産業革命

3/31の日経電子版に「労働者襲う新たな産業革命 デジタルの富、社会に広く」という記事が掲載されていた。英国のデータが使われているが、先進国全般に当てはまる現象だと思う。「あなたは進歩を歓迎しますか――。」という問いかけの文章から始まっているのが印象的だ。記事の内容を少しコピーしてみるとー 

大量生産を通じ物質的な豊かさをもたらした製造業は、社会の安定と繁栄を支える力を失いつつある。英国では1960~70年代に雇用全体の3割近くを占めたのが近年は1割未満だ。グローバル化やデジタル化、そして脱炭素。次々起こる変化に企業は揺れる。19世紀後半に生まれた内燃機関で動く車は電動化の潮流にもまれる。エンジン生産の見直しは世界の自動車業界が向き合う課題だ。

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO0407179018032021000000-4.jpg?w=516&h=637&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&ixlib=js-1.4.1&s=6b64bc3b646c59cdc2e9369b823b8592

価値の源泉がモノからデータやソフトウエアに移り、「GAFA」に代表されるIT(情報技術)企業が力を握る時代。労働者は勤勉さでは評価されず、優れた頭脳とスキルをもつ一握りの人材が「高評価」を得る。

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO0411397018032021000000-3.jpg?w=515&h=418&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&ixlib=js-1.4.1&s=0523d48804d5c3d93fb7e2b98308fe71

この記事は、「パクスなき世界」シリーズの一記事なのだが、最近メディアに頻出するSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という考え方も、これまでの際限なき科学技術の進歩がすべて「善」と言えるのかという大きな問いかけを投げかけているのだと思う。

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仏ルーヴル美術館が全作品の画像やデータを無料公開

今日(3/27)の日経電子版に、仏ルーヴル美術館が全作品の画像やデータを無料公開する新しいウェブサイトを設けたと発表したという記事が掲載されていた。新型コロナウイルスの流行で閉館を強いられている状況を踏まえてのことらしい。作品画像のダウンロードが可能で、学術目的や個人の会員制交流サイト(SNS)掲載などに無料で使用できるとのことだ。サイトのアドレスは https://collections.louvre.fr/

作品画像のダウンロード&転載まで許可するなんて、フランス人やるな~

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LINEのセキュリティ問題

このところLINEのセキュリティ問題(個人情報へのアクセス、サーバーの設置場所)がメディアで大きく取り上げられている。すでに公的機関ではLINEの利用中止、利用の見直しが始まっている。少し騒ぎ過ぎだと感じているのは当方だけだろうか?

LINEのトーク機能を使っている人は半端な数ではないだろう。しかし他のSNSツール(FacebookTwitter)の利用者もワンサといる。これらについては、サーバーの設置場所や、運用管理体制がどうなっているのかが、今回のように問題にされたことがあっただろうか?(手が出せない所は目をつぶるのは、片手落ちでは?)

すでに日本ではLINEは個人間の情報交換プラットホームになっている。また、LINE開発時はNAVERの日本法人ではあるが、れきっとした数少ない国産のSNSツールである。セキュリティの管理の再検討は必要ではあるが、今回のようなことで数少ない国産のSNSプラットフォームを潰してしまってはならないと思う。

 

 

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5Gと携帯料金値下げの関係について

国会が総務省幹部の接待問題で紛糾している。通信行政が一部の政治家や官僚の忖度で透明性を欠く決定がなされたとすれば、由々しき問題だろう。

世界の中で出遅れている日本の5Gの展開が、今回のゴタゴタでさらに遅れるのではないかと心配している関係者も多いようだ。政府が携帯料金引き下げ圧力を一段と強める中、「5Gへの投資拡大に影響が出る」(携帯大手関係者)との懸念も出ている。

いま時点での携帯料金引き下げ圧力は、タイミング的には最悪だったと言わざるを得ない。5Gへの設備投資が完了した後でも良かったはずだと思う。何のためにMVNO(格安SIM提供通信事業者)を作ったのかも問われかねない。

通信行政は、目先のことだけを考えた近視眼的な考え方で決定されると、将来に禍根を残すことになりかねない。と思うのだが?

FIRE(Financial Independence,Retire Early)

昨日(2/28)のフジTV(Mr.サンデー)で「早期退職”FIRE”を目指す若者たち」という特集を放送していた。しばらく前からこの言葉が注目されているそうだ。これは、Financial Independence,Retire Earlyの略で、投資などで経済的自由を得て早期退職を目指す生き方のことらしい。この現象は日本だけでなく、近年、欧米の20〜30代の間でも「FIRE(ファイア)」と呼ばれる早期リタイアがムーブメントになっているそうだ。

一見夢物語のようにも思えるが、FIREを実現した人が書いた書籍や関連書籍が売れているらしい。これからの若い人の価値観・考え方は今までとは、かなり変わっていくようだ。ごく一部の人が実現できることだと思うが、若いうちから実行すれば実現は可能だろう。

もう若くはない当方から見ると、何を目指そうが人間は何か「生きがい」を持っていれば、そこそこ生きていけるものだと思う。

(どなたかがYoutubeにupしておられたので載せておきます)
FIRE 悠々自適…資産形成する若者たち

youtu.be