nothing else todo (徒然なるままに)

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AIが支配する世界

今朝(9/21)の朝日新聞に「(インタビュー)AIが支配する世界 ヘブライ大学教授・歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリさん」という記事が載っていた。昨今、AI(人工知能)の人間を超える臨界点(シンギュラリティ)の問題を懸念している記事を時々見かけるが、この記事は「AIが支配する」時代がそんなに遠くない将来に迫っていることを改めて警告している。

「茹でガエル」ではないが、気づいた時には遅すぎたという「AI」の進化が我々の知らないうちに、倫理的な規制のない状態で進んでいるのではないか? SF映画「マトリックス」の世界を思い出させる。人類は、恐ろしい未来を招く「パンドラの箱」を開けてしまったのかもしれない。

科学技術(医学も含めて)の発達は、人類を幸福にするためのものであったはずである。然るに、遺伝子工学・バイオサイエンス・原子力・AI・・・の進展が、今のままでは人類を幸福にしてくれるためのものなのか否かに疑問を感じるのは私だけだろうか。