日本では、心理学といえばフロイトとユングの名前が有名だが、少し前からアドラーが脚光を浴びているそうだ。『嫌われる勇気』という本が2013年に出版され大ヒットとなった。最近はTVでも取り上げられている。
アドラーはもともとフロイト、ユングと並ぶ3大心理学者の一人だが、3人の中ではなぜか知名度は低い。しかし、言っている事は日本人に一番合っているような気がする。禅の精神とも一部共通するような考え方がなされている。
一部抜粋すると
人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである。
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。
楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在の「ここ」だけを見るのだ。
「自分は役立っている」と実感するのに、相手から感謝されることや、ほめられることは不要である。貢献感は「自己満足」でいいのだ。
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。
嫌われる勇気も大切!思わず感動する「アルフレッドアドラー」名言集