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ウクライナ戦争で原油・天然ガス・小麦の価格が高騰 なぜ?

2月24日に始まった、ロシア軍のウクライナへの侵攻で現在も戦争状態が続いている。ロシアの武力による侵略を食い止めようと西側諸国は経済制裁を強めているが、原油天然ガス・小麦の供給資源国であるロシア産の供給が止まると価格の高騰という反撃がブーメランのように帰ってきている。

人口に比べて生産量が多い国は自国消費以外の余剰分は輸出に回すのが普通だろう。これにピッタリ当てはまる国が「ロシア」というのが今回の高騰の原因となっている。

今回の現象を見ていると、何も武力による侵攻をしなくても資源供給を止めることで世界に圧力をかけることが可能なことが見え見えになってしまったことは、後々で禍根を残すことになるのではないかと心配になる。

今後、資源安全保障で国連は何か手を打てるのだろうか?

 

世界いろいろ雑学ランキング (外務省ホームページ)より転載

1日あたりの原油の生産量の多い国
順位 国名 生産量(1,000バレル/日量)(2019年)
1 アメリカ合衆国(米国) 17,045
2 サウジアラビア 11,832
3 ロシア 11,540
4 カナダ 5,651
5 イラク 4,779
6 アラブ首長国連邦UAE 3,998
7 中華人民共和国(中国) 3,836
8 イラン 3,535
9 クウェート 2,996
10 ブラジル 2,877
小麦の生産量の多い国
順位 国名 生産量(1,000トン)(2019年)
1 中華人民共和国(中国) 133,596
2 インド 103,596
3 ロシア 74,453
4 アメリカ合衆国(米国) 52,258
5 フランス 40,605
6 カナダ 32,348
7 ウクライナ 28,370
8 パキスタン 24,349
9 ドイツ 23,063
10 アルゼンチン 19,460
     
  日本 1,037
人口の多い国
順位 国名 推計人口(1,000人)(2019年)
1 中華人民共和国(中国) 1,433,784
2 インド 1,366,418
3 アメリカ合衆国(米国) 329,065
4 インドネシア 270,626
5 パキスタン 216,565
6 ブラジル 211,050
7 ナイジェリア 200,964
8 バングラデシュ 163,046
9 ロシア 145,872
10 メキシコ 127,576
11 日本 126,167

「GLOBAL NOTE」より転載

世界の天然ガス生産量【2020年】
順位 国名 単位:百万m3
1 米国
914,621
 
2 ロシア
638,490
 
3 イラン
250,786
 
4 中国
194,014
 

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