nothing else todo (徒然なるままに)

折々の出来事や旅行記などを書き込んでいきます

ロシアのウクライナ侵攻 (備忘録)

大きな出来事になりそうなので、備忘録として残しておこうと思う。

2022年2月24日はロシア(プーチン大統領)がウクライナに侵攻した日として歴史に残ることになるだろう。今後、停戦協定が結ばれて戦火が止むことを願っているが、今の時代に文化的な生活を営んでいる国同士(先進国?)が外交的な解決ができずに戦争を始めてしまうと云うことが衝撃的であった。これまでの戦争も些細な出来事をきっかけに始まることが多かったような気がする。今後が不気味でもある。

力ずくで無理を通そうとしているロシアに対して西側諸国は経済制裁(金融・貿易)で立ち向かおうとしているが、余談を許さない状況だと思える。力ずくが勝ってしまうことになると、今後の国際情勢(特にアジア圏)にとって最悪の先例になってしまう可能性がある。

ただ、多少なりとも期待が持てるのはロシア国内での反戦デモが起きていることだ。今回の侵攻に対して、ロシア国民全員が納得はしていないということだ。正直、20年間も大統領の椅子に座り続けているプーチン大統領には辟易している国民が多いのではないかと推察される。

どこの国でも大統領や首相の任期を制限している所が大半だが、制限を無くしてしまうと弊害のほうが大きくなってしまうことの好例(悪例?)だろう。「水の流れも澱めば腐る」

ともあれ、今後の成り行きを注視して行きたいと思っている。

2022.5.31 追記

ロシアのウクライナへの侵攻が始まって、早くも3ヶ月が過ぎようとしているが戦争状態は終わりそうにない。毎日のニュース映像を見て感じるのは「無意味な戦争」をいつまで続けるつもりなのだろうか?という疑問だ。プーチン大統領が戦争終結を決断するか、ロシア国内での反戦気運が高まりプーチン大統領が失脚するまでは、今の状態が続くだろう。その間、多くの命が失われ、築き上げたインフラが破壊されてしまう。戦争の無惨さと、人間の愚かさが、つくづく嫌になる!

国連決議をはじめ、NATO加盟についても、今のままでは拒否権や全加盟国の承認の壁に阻まれて前に進めることが出来ない状態が続く。規約を作る時はいろんな事態を想定して置かないと意味がないことになりかねないことが、はっきりしたのがせめてもの慰めかも? ただ、今の規約を変えることは ”不可能” なのではないかという疑問も感じる。まさに、自縄自縛になってしまっている。