いよいよNTTドコモが5G対応のホームルータを8月下旬に発売するようだ。ホームルータ市場は今まで、SoftbankとKDDI(au)の2社が提供してきたが、この夏にNTTドコモは「home 5G」のサービス名(月額4950円/税込)で参入するとのこと。楽天モバイルがこの市場に参入するのも間近だろう。
以前のブログにも書いているが、いよいよインターネット回線も有線から無線の時代に移行する時期が来たようだ。移行が早まった原因は、昨今のコロナ禍でリモートワークやオンライン授業で急遽自宅にインターネット回線を用意しなくてはならなくなったことが大きく影響しているように思える。この現象はNTTの光回線にとっては大きな危機の始まりになるかもしれない。現状の高止まり料金を維持することは難しくなってくるだろう。市場は常にコストパフォーマンスの高い方にベクトルが向く傾向が強い。
2022.2.19 追記
これからインターネット回線の移行を考えておられる方は、楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ」を利用するのがベスト・チョイスかも知れません。最近は楽天モバイルの独自回線エリアが全国に拡大しています。(当方が住んでいる場所もエリアに入りました)
楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」の、どれだけ使っても最大3,278円/月(税込)という価格は現状では最安の部類に入ると思われます。そして楽天モバイルの回線で利用できる5Gホームルーターが格安で手に入る環境になってきています。WIMAX用の「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」がメルカリ等で格安に入手できます。(注:近い将来(時期未定)、楽天モバイルから「Rakuten Turbo 5G」というホームルーターが発売される可能性はあります)
楽天モバイルをバンド3固定で固定回線として使うためのベストルーター - 格安スマホのマニュアル
2022.2.19 追記終わり
総務省がFTTH回線の内外価格差調査結果を公表しているが、日本はお隣の韓国に比べると高い。特に目立つのが戸建てとマンションでの利用料金の格差が大きいことだ。これからの日本のデジタル化を考える上で、インターネット・インフラ利用料金のさらなる低廉化は避けて通れない案件だと思う。