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「コロナ下で読むナウシカ」の記事について

昨日と今日(5/4,5)の朝日新聞に「コロナ下で読むナウシカ:上・下」が掲載されていた。映画で「風の谷のナウシカ」を見た方は多いと思うが、漫画版も出ているようだ。宮崎駿監督の漫画『風の谷のナウシカ』は、「自然と人間・文明との共存は可能か」というテーマを極限まで追求している。最近流行りのSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」などは、漫画『風の谷のナウシカ』に比べれば小学生の教科書に出てくるようなチャチな内容に思えるのは当方だけだろうか。

斉藤幸平さんは『人新世の資本論』冒頭に「SDGsは大衆のアヘンである」と書かれている。表面的な大衆受けしやすい言葉で物事をごまかして、感情と精神を麻痺させて物事の解決を先延ばしにさせることの例えに使われているのだと思う。

話を戻すと、現在のコロナ禍はナウシカ腐海(ふかい)を連想させる。現在の腐海新型コロナウイルスの蔓延した世界であり、CO2排出による地球温暖化であり、科学技術文明の行き詰まりであり、資本主義社会の行き詰まり・・・・等々、過去には考えられなかった問題点が一度に噴出している。これらの難題を、はたして人類は解決できるのだろうか?

まずは下記「難解な漫画ナウシカ、ネタバレ読みが正解? 7巻の変化」を読んでみよう! コロナ下で読み解く 風の谷のナウシカ(全8回)も読み応えあり!

GW最後の日、少々愚痴ってみました。(歳を取ると愚痴っぽくなって嫌ですねー )