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軽自動車のEV化?(日本は遅れてる?)

昨日(4/22)の朝日新聞(経済気象台)に「中国で発売された小型電気自動車(EV)の「宏光ミニEV」が世界の注目を集めている」という記事が掲載されていた。人気の理由は圧倒的な低価格(1充電当たりの走行距離は約120キロメートルだが50万円を切る廉価モデル)安全面等で日本仕様にグレードアップしても100万円を切る価格で日本に入ってくるだろう。

2019年度での自家用車の構成比率は乗用車(48%)軽自動車(40%)となっており今後は軽自動車の伸びが乗用車を上回ると予想されている。特に地方の中小都市部(周辺地域)では一家で複数台の車所有が普通で、乗用車+軽自動車を所有するケースが多く、軽自動車での遠乗りは余りしない。したがって、1充電当たりの走行距離が120キロメートル程度でも十分実用になる。実用を考えれば必要最低限の機能・性能で十分であり日本メーカーの軽自動車の「いたれりつくせり」の高級仕様は、とても必要とは思えない。

この価格(+アルファ)で日本に輸入されたら日本の自動車メーカーはどうするのだろう? 米中が先端技術で主導権争いをしているが、中国の企業はチャレンジ精神旺盛でユーザーが求めているような製品を次々と出している。なぜ、日本メーカーは作れないのだろう?

そもそも、ガソリン・エンジンの部品点数に比べて圧倒的に少ない部品点数で済むEV(モーターとバッテリー)が安く作れないはずがないと思うのだが?

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